成長を感じる時
17-02-2025
17-02-2025
今日は夕方に美術館を代表して地域の会合に参加した。
わたしの働いている美術館はアムステルダムのニューウエスト(以下NW)というエリアにある。ここにはさまざまな文化施設がある。カルチャーセンターのようなところから、アーティストやデザイナーがスタジオを借りれるスペースまでさまざまある。
NWは中心街から遠いので観光では来ることは少ないかもしれないが、さまざまな文化圏の人が混ざり合う、不思議なエリアだ。
実際にわたしも働き始めるまではなかなか近づいたことのないエリアで、運よくこのコミュニティに関われて嬉しいと思っている。
区役所の文化課の方々はどの会合にも参加しているので、どこに行っても会う。本当にどこでも会う。身長が2m近くあるアダムドライバー似の方が担当だ。といっても、お役所の方です!という雰囲気は一切なく、普通にビールを を飲んでいるおじさんって感じ。
昨年、NWに住むデザイナーやアーティストを紹介する雑誌が刊行され、その第二弾が製作されることになったらしい。長々と書いたが、今回の会合はその本のエディターチームの会だった。
今回はアイディア出しがメインだったため、メインチームから2人、美術館からわたし、そして、前回の編集に関わった方と今回の編集に関わりたい5人が集まった。みんないろんな国から来た人だったので、会議は英語で行われた。
会議は「どのような見た目の本にしたいか」と「どのような内容の本にしたいか」を中心に議論された。
「どのような見た目の本にしたいか」はそもそも、本である必要があるのか、デジタルのみでも良いのか、など根本から質問を投げかけ、話し合う。「どのような内容の本にしたいか」は入れ込みたい内容や、前回の本を読み直し、新たに入れた方が良い内容やいらない質問などを洗い出す。
こんなふうに会議に参加していると、わたし、いっぱしに意見とかいっちゃって、大人じゃん、とか思う瞬間がある。この会議中がたまに来るその瞬間だった。
わたしは、たくさんアイデアが頭に浮かんでよく喋る。その代わり要約が鬼のように苦手だ。だから、友達に相談しようとすると、「結局わたし何が言いたかったんだっけ??」と毎回なっているのだが、今回は一味違った。
理由がどうしてなのかは全くわからないが、会議中の質問に対して、全く答えではない答えが返ってきて迷宮に迷い込むことがある。普段、迷宮にみんなを迷い込ますのはわたしの役目なのだが、今回はわたしの脳は冴えていて、”みんなが言いたいことを要約する仕事”のポジションに入ってしまった。と言うのも、ポストイットに感想を残しておかなければならず、誰かが書かなきゃだからだ。
こうなると大変。つまり〜?と5分くらいの話すを1文でまとめることになる。ひえええええ〜〜!気合いで乗り切る。
その合間にも、自分が言いたい意見を堂々と言って、フィードバックをもらったり。
自分は美術館では一番最近入社した人間なので、慣れてはきたが、まだ新入社員な立ち位置が抜けきれていない。(インターンにくる若い子たちは堂々としていてすごいと思う。笑)ディレクターやシニアマネジャーは意見を汲み取ってくれることに関しての天才なので、1言ったら100わかってくれる。だから、自分がこんなふうにみんなと同じラインに立って堂々と発言したり、むしろ会議を引っ張っていくなんて、起ったことがなかった。
わしも、知らぬうちにちゃんと成長してるんやねえって自分をよしよししてあげれる瞬間だった。
今年は大きいプロジェクトのリーダーなどもあるので、ドキがムネムネ、気合を入れて成長を信用して頑張っていきたいと思ったのであった。
わたしの働いている美術館はアムステルダムのニューウエスト(以下NW)というエリアにある。ここにはさまざまな文化施設がある。カルチャーセンターのようなところから、アーティストやデザイナーがスタジオを借りれるスペースまでさまざまある。
NWは中心街から遠いので観光では来ることは少ないかもしれないが、さまざまな文化圏の人が混ざり合う、不思議なエリアだ。
実際にわたしも働き始めるまではなかなか近づいたことのないエリアで、運よくこのコミュニティに関われて嬉しいと思っている。
区役所の文化課の方々はどの会合にも参加しているので、どこに行っても会う。本当にどこでも会う。身長が2m近くあるアダムドライバー似の方が担当だ。といっても、お役所の方です!という雰囲気は一切なく、普通にビールを を飲んでいるおじさんって感じ。
昨年、NWに住むデザイナーやアーティストを紹介する雑誌が刊行され、その第二弾が製作されることになったらしい。長々と書いたが、今回の会合はその本のエディターチームの会だった。
今回はアイディア出しがメインだったため、メインチームから2人、美術館からわたし、そして、前回の編集に関わった方と今回の編集に関わりたい5人が集まった。みんないろんな国から来た人だったので、会議は英語で行われた。
会議は「どのような見た目の本にしたいか」と「どのような内容の本にしたいか」を中心に議論された。
「どのような見た目の本にしたいか」はそもそも、本である必要があるのか、デジタルのみでも良いのか、など根本から質問を投げかけ、話し合う。「どのような内容の本にしたいか」は入れ込みたい内容や、前回の本を読み直し、新たに入れた方が良い内容やいらない質問などを洗い出す。
こんなふうに会議に参加していると、わたし、いっぱしに意見とかいっちゃって、大人じゃん、とか思う瞬間がある。この会議中がたまに来るその瞬間だった。
わたしは、たくさんアイデアが頭に浮かんでよく喋る。その代わり要約が鬼のように苦手だ。だから、友達に相談しようとすると、「結局わたし何が言いたかったんだっけ??」と毎回なっているのだが、今回は一味違った。
理由がどうしてなのかは全くわからないが、会議中の質問に対して、全く答えではない答えが返ってきて迷宮に迷い込むことがある。普段、迷宮にみんなを迷い込ますのはわたしの役目なのだが、今回はわたしの脳は冴えていて、”みんなが言いたいことを要約する仕事”のポジションに入ってしまった。と言うのも、ポストイットに感想を残しておかなければならず、誰かが書かなきゃだからだ。
こうなると大変。つまり〜?と5分くらいの話すを1文でまとめることになる。ひえええええ〜〜!気合いで乗り切る。
その合間にも、自分が言いたい意見を堂々と言って、フィードバックをもらったり。
自分は美術館では一番最近入社した人間なので、慣れてはきたが、まだ新入社員な立ち位置が抜けきれていない。(インターンにくる若い子たちは堂々としていてすごいと思う。笑)ディレクターやシニアマネジャーは意見を汲み取ってくれることに関しての天才なので、1言ったら100わかってくれる。だから、自分がこんなふうにみんなと同じラインに立って堂々と発言したり、むしろ会議を引っ張っていくなんて、起ったことがなかった。
わしも、知らぬうちにちゃんと成長してるんやねえって自分をよしよししてあげれる瞬間だった。
今年は大きいプロジェクトのリーダーなどもあるので、ドキがムネムネ、気合を入れて成長を信用して頑張っていきたいと思ったのであった。